[尖りに前歯を引っ掛けるようにしながら、彼のベルトの留め具を外し。
前を寛げさせた所で、胸の飾りを舌で転がしながら、
下着は履かせたままで形を持ち始めた昂ぶりに触れて緩く擦る。
もっと 彼の色を見せてほしいと、欲は膨らんでいく。
もっと 彼の聲が聞きたいと、左胸で鼓動が高鳴る。]
俺も、上…脱がせて
[胸から一度顔を離してフェリクスの腕を引き上体を起こさせて。
――――彼に脱がせてほしい。
熱を乗せた琥珀と朱の入り交じった色の双眸で、じっと訴え。
その間も片手の掌はフェリクスの竿や先端を、薄布越しに刺激して*]