人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


【見】 朱雀神 ギィ

― 天上宮・城下 ―

[とたたた、とたた。
朱と紅を翻しつつ、駆ける幼子の足取りは軽やかに。

己を探す者の嘆息や、見かけたものの評などは気にした様子なく、あちらこちらを見回しながら楽し気に駆けていたのだが]

『…………?』

[不意に、軽やかな足取りが止まる。
くるり、その場で回って振り返るのは、冬花が振り返る>>201のとほぼ同時。
こてり、首を傾いでくぅ? と短い声を漏らす仕種は小鳥を思わせるもの。

そうして、立ち止まる時間は短く。
小さな朱雀はまた、祭りの中へ駆け出そうと身を翻す。*]

(206) 2018/02/11(Sun) 21:02:43 (tasuku)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby