[来ていたメールは3通あった。 まだ頭の芯が揺れるような中で、金髪の門番が困っているようなので最優先。]『To もんばーん リッドちゃんだよ。賭けに負けた。 from ピンクサファイアと真珠が着いたのでいいだろ。品も悪くない。』][この領主にしては素っ気無いメールを送信する。ぶつくさ。無意識に頭を押さえた。大体あの性悪術士は、こちらに負担が掛かるようにわざとするのだ。]