人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


息女 アイリ

― クロノス ―

[道中、見慣れぬ帽子姿を「なかなか似合うわよ」などと
揶揄い過ごすうち、クロノスへ至る。
馬車から先に降りた小柄な背が、振り向いて手を差し伸べる。
エスコートめいた自然な所作に、何とはなしに躊躇を覚えながらも
大人しく手を預け、歩き出す>>204]

 マーケット…、いいわね。

 普段は――こうやって街に出ることもあったのだけど、
 自分の用事で出掛けることはなかったから、新鮮。

[市井を知る意味で下町や市場に足を運ぶこともあったが、
多くは観劇や社交のためだ] 

 ――ねぇ、あなたは?
 長い長い時間を、どんな風に過ごしてきたの?

[目深に被った帽子でも、フードの時よりは視線が合わせやすい]

(206) 2014/05/10(Sat) 15:17:34

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