― カレル保護の後 大森林 ―フ――――…[戦火の風は遠く、穏やかな光と風に包まれ、清涼な空気を内包したうっそうと茂る大森林の一角。住処へと戻り、竜はカレルを地に下ろした後体を地に横たえた。長い息を吐いて、瞑目するよう目を閉じ、呼びかけられても動かなかった。]