よお、ベルティルデ。
今日もご丁寧に見回りの最中か?
[片手を上げて敬礼もどきの挨拶をしてみせる。
少ない乗員の名も顔も覚えるのはそう難しくはない。
幾らか話をすれば、医務室へ向かう旨を聞けただろうか。]
ああ、医務室なら誰もいないはずだから
カークに頼めば寝かせてくれると思うぜ。俺みたいに。
[真面目な同僚が聞けば眉を顰めるくらいはするかもしれない
そんな一言を臆面もなく言い放つと
ダーフィトはレストランに行くからと二人組に別れを告げた。
既に医務室へ誰か>>202が訪れていることなど
まるで思いもしなかった。*]