ジムゾンさん、ありがとうございます。
[人前だから、ジムゾンがよそ行き用の言葉使いをしているのだとすぐに理解して、それに口調を合わせる。
素の言葉使いも知っているが、神父も接客業の一種?だろうとものすごく大雑把に解釈している。さすがに子供の頃のように、なぜなぜと質問責めにすることはない。]
はい!父が所用でしばらく村の外に出ていますから、僕がパンを焼きますが、時間があったら店にも是非来てください。お待ちしています。
[今はそれよりも、ジムゾンにかけられた言葉が嬉しくて、にっこりと微笑みながら答えた。]