人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


南極石の王子 クレステッド

[彼女の肩に乗る蜂鳥が、人の言葉を囀り羽ばたいた。
唐突な言葉に瞬くが、それが意味するものに理解が及ぶにつれて、ゆっくりと目が見開いていく。
喜びと驚きと恐れと悔いと、そういったものが渾然となって溢れて、胸を塞いだ。]


 ……道を示してくださったこと、感謝の言葉もない。
 それは、私が会いに行くべきものたちだな。


[胸に手を当てて頭を垂れる。]

(205) 2020/03/04(Wed) 17:36:50 (nekomichi)

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