……私は、貴方に沢山助けられたわね。 指揮官《ファミル》としても、私自身《ファミーユ》としても。 ──── 本当にありがとう。 貴方が居たから、私は私で在れた。 貴方のお陰よ。[相手が眠っているのは分かっていたけれど、感謝を口にしたくて。口調を本来のものにして囁くように紡いだ]