[言葉は少なくなったけれど。>>199それでもゆったりと流れる景色と、彼の体温は、とても心地よかったから。時折甘えるように身を寄せながら、ゆっくりと馬上の時間を楽しむ。…………草原について、エーデルヴァイスから降りるのが、少し惜しいと思うほどに。一人で馬を駆る時には、全く得られない感覚だった。……もっとも、これもトールが相手だからかもしれないけど。]