弓隊、投石隊!一旦攻撃停止!!
[弓隊や投石隊には一旦困惑の表情が浮かぶも、素直に従って攻撃を停止する。
この間、敵方はどのように動いているだろうか。騎兵隊には号令を掛けていないため、近接戦闘は続いているのかもしれない。
さて。
クレステッドは不敵に笑み、半ば独り言のようにレトに告げる]
……いやあ、忘れていた。
私は既に死した身なのでな、そんなものでは傷は付けられん。
……だがレトよ。貴様に敬意を表し、これを送ろう。
[彼は魔術の印を幾つか結び、レトの持っている剣に向けて手を伸ばす。
伸ばした手からは青白い光が伸び、レトが避けないのならば、その剣を光が包む。
それがかなったならば、]