人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

 それは王国暦が始まるより以前の伝承。
 海向こうの異国から追われ逃げてきた姫と民の昔語り。

 自国の内乱、他国の魔の手、それら全ての脅威に晒された姫君は
 決死の思いで海原を越えた先に漂着した島で、何者をも寄せ付けぬ神聖なる結界を張り巡らせた。
 それら全ては生きる為に。
 外敵を跳ねつけ、民を守り、我らが安住の地を手に入れる為に。

 そして王国は築き上げられた。外敵を寄せ付けぬ、安住の楽園として。
 千年経て今尚、我らが敬愛し奉るべき始祖姫王。


 永代国王陛下アンゼリカ・カノエ・ナミュールに拠る建国記だ。

 多少、私なりの解釈も混在しているがね。

(205) 2015/03/13(Fri) 01:42:21

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