― 学校跡地付近、公国側橋前 ―やれやれ。本当に引き篭もる気か?あちらさんがその気なら、こっちから回りこむってのも手じゃあるんだが。[帝国軍の出方をうかがうように、馬上に目を細める。どうやら投石器まで組み立てるか運んでくるかしたようだ。その準備の良さを遠望して苦笑した>>192]…ま。あの程度ならどうにかすんだろ。[この短期間で、そう大掛かりな投石は不可能だろう。ならば対応のしようはあると置いて見遣る。むしろ火矢にでも当たったなら、いい薪になる]