― オプティモ・移動中 ―
まぁ雑用はあらかた済ませましたので。少しお転婆な巫女姫を迎えに来たのですよ、安全に王府へ戻せるように。あとは、そちらの領主様にご挨拶を。
[>>192 そんな風に軽くここに来た目的を伝える。これは嘘ではない。嘘をつく、必要もないからだ。
>>193 続けて学館にまだ行けてない旨、ナミュールのことを学べてない事を嘆く言葉を聴けば、]
そうなのですか。それは残念。
色んな種類の人間が居て、議論には事欠かないですし、面白いのに。
……そう言えば、私は昔はそこで教鞭を取っていたのですよ。何でしたら、私が教えて差し上げましょうか?お代は、勿論、高くつきますが。
[そんな風に告げて微笑みかける。
>>194 そして菓子の話題に移れば、]
それは助かります。
餡子はそちらの国ではあるんですか?ああいう、控えめな甘さなら、好きですよ。
[そうしているうちに屋敷の屋根が見え始めてきただろうか。*]