え。
[ある意味衝撃的な発言>>202に、またも目をぱちくりさせる。
つまり、この方と一緒に一般の客を守る使命を請け負う、と。]
……むしろ、俺なんかでいいんですか?
与えられた仕事はがんばりますけど、ケッコー使えない奴だと自負してるのですけど。
[先ほどからの数々の失態を忘れたわけではあるまいに。]
まぁ、それでもいいなら請け負えますケド、それこそ俺の一存で決めるわけには……。
[そう言いながら、ジーベル伍長に視線を向ける。
それに、もう一つ問題がある。ジーベル伍長は彼を信頼しているようだが、この人は今は軍人ではない。
そんな人を"上"と認識してよいのだろうか。
……つまり、"能力"行使を、本当に彼に委ねても良いのだろうか。
カレルは、繰り返しだが、"上の指示がなければ能力を使わない"よう教えられている。そして、彼は軍人ではない。
……少しだけ、迷ったような表情が出る。]