人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


南極石の王子 クレステッド

[肩に蜂鳥を乗せた彼女の振る舞いは、やはり可憐な少女だ。
なんだか眩しくて、目を細める。]


 おかげさまで、存分に体を休めさせてもらった。
 貴方の計らいと森の恵みに感謝する。


[気遣う言葉に肯定を返し、礼の仕草をする。
彼女の視線が後方へと向けば、一歩体をずらして会話の邪魔にならぬようにした。
肩を傷つけられたと聞いて乳兄弟を見る。
しかし言葉は差し挟まなかった。]


 貴方のような方と知っていれば、もう少し早く呼んでいたな。
 こちらこそ。会いたいという願いに応えてくれてありがとう。


[小指を唇に寄せる仕草もかわいらしいと笑みが浮かぶ。]

(204) 2020/03/04(Wed) 17:36:31 (nekomichi)

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