人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍兵士 ダーフィト

けどな、今、お前を見ていて判った。
優しさに「過ぎる」なんてことはない。
お前は......戦の最中でも、悲しみの只中でも、決して優しさを喪わない。

それは、ひとつの強さだと。

[ そう告げて、彼は笑い、自分を兄と呼ぶ青年の頭に、ぽふ、と手を乗せた。撫でるというより、その背の高さを確かめるという仕草で ]

タヴィ、お前は優しくて強い。
そのままでいろ。そして......いつか、自由に夢を叶えてくれ。

俺は、それが見たい。
だからその日のために...

[ 必ず、お前を護る、と、そう言って** ]

(204) 2016/02/22(Mon) 02:43:05

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