[席に戻ろうとすれば、背後から声が掛かる。>>173声が聞こえた方へと振り向くと、金髪の女性―――アリーセが目覚めて微笑んでいた。声には出していなかったはずなのに、まるで聞こえていたかのような口調に。にわかには信じがたい言葉に、目が見開く。]…えっと……[ほんと?と問いかけるような瞳でアリーセを見つめ続け]