……本当に。君は、面白い発想をする。古きに囚われず、新しきを生み出す火、そのもの……とでも言いますか。[楽しげな口調でそう告げた後、神官長はひとつ、息を吐き]礼を言うのはこちらの方ですよ。召喚の『呪』に応じてくれて、ありがとう、とね。[遠いとおい昔の約束。彼ら自身には覚えのないそれに訴えかけた召喚呪に応じてくれた事。それは、天の英霊にとって何よりも嬉しい事なのだと。言葉で説明する事はないけれど。告げる口調は、ごく穏やかで柔らかいもの。*]