[>>187クリフもヴェルザンティに向かって拍手を送っていた。
卒倒者や跪いている者、叱咤する者までいるその場は独特の雰囲気を放っている。
青年はアイドルのコンサートとはこういうものなのかと学習したのはまた別の話。
何より、先程は少ししか聞けなかった彼女の歌声を聞く事が出来たのは素直に嬉しかった。
>>195知己の姿を見つけて手を振れば、彼もこちらに気付いたようで。
離れていれば彼らの方へと歩み寄る。
イシュケの方もウンブラにお疲れ様、と労っていた。
氷像の事を話せば、クリフも記憶にあるようで。]
それは楽しみですね。
[今年は完成度に自信があるとの言葉にそう相槌を打った。
知己が関わっている事で興味を持ったが、作成者も腕を存分に振るったのだろう。]
あ、あの空からのサポートは皆、参考にしていましたよ。
俺達にはああいう事は出来なさそうなので、月並みな言葉ですが、凄いなと思いました。
[残念ながら青年は結果を出せなかったが、他の生徒達が彼らのサポートを受けて動き回っていたのを思い出しながら伝えた。
前線で動くタイプの自分達と違う方面での力の使い方は興味深かった。*]