[ 天聖の騎竜師と剣を交え、さらに、その剣を捧げるという人生の一大イベントを終えて仲間のところに戻ってみれば、別の意味での一大イベントが始まったり進行したりした学友達がいた。
仔細は耳にしていないが、いくらそちら方面に多少鈍目のカレルでも見れば判る変化というのはあるものだ。 ]
えーっと、僕は、いつでも飛んで行くので、慶事があれば報せてくださいね。
[ 残念ながら?冷やかすという選択肢は、カレルの辞書には存在しなかったので、祝福いっぱいの笑顔で、そう口にしたが、むしろその方が、受ける側は困ったかもしれない。 ]