ふーん、そっか。[自分の倍以上の年齢の老将の返答は、深い過去が行間に滲む]此処で戦って、何がどう清算出来るっていうんだ。 …って言っちまうのは、恐らく野暮なんだろうな。[届かぬ声を背に呟いて。足音が遠く消えてゆくのを見送った]