人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

[ ウェルシュも、無論ファミルも知る筈はなかったが、男は以前、ゲオルグに向かって、ウェルシュの領主としての才を告げている>>1:126それが、当たっていたと、男は今、確信していた。
だから ]

海軍は、我々の海に、攻め込まれたらそれを跳ね返すのが仕事です。帝国が勝った後の停戦交渉の話を振られても困りますね。

[ ウェルシュから意見を求められると>>197政治向きの交渉には一切触れずに、そう答えて ]

モルトガットの皇帝陛下は、自ら港を開いたシコン港を勝利とは見做さない。
ゲオルグ・ヒューベンタール率いるウルケル海軍を自ら打ち破り、その勝利をもって海峡の解放を迫る、それ以外の道を考えている筈がない。

[ そう言い切ると、今度ははっきりと笑みを象る視線をファミルに向けた ]

違いますか?

[ ファミル殿、と、尋ねる声は刃の鋭さを秘める// ]

(204) 2015/11/07(Sat) 01:16:44

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby