人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


変わり者 アレクシス

 ――!

[水の弾丸を放ったとほぼ同時、扉の向こうから轟音>>192が響く。
穴の開いた扉から見えたのは、幾人かの後姿と見覚えのある赤と銀。
床を打ち砕いたのだと知るのに、数瞬の時間を要した。]

 愚かな。

[たったそれだけ言葉を紡ぐと、掌を牙で切り裂く。
新たに溢れ出した鮮血を壁に押し付けると、そこから巨大な拳が沐浴場に伸ばされた。

追撃になるか、地上へしがみ付くための藁になるか、或いは男の足場になるだけの無意味なものになるかは、今はまだ分からない。]

(204) 2014/02/20(Thu) 22:26:04

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby