(……喜ばせてしまった)[笑顔を向ける妖>>196に、内心お手上げといった心持ちになる。 多分自分が苛立ちを感じているのは、彼の者の行動そのものでなく、その立場に立てること、なのだろう。 だからそんなどうしようもない思いを打ち切るように立ち上がる。 折しも姫が再び白銀へ跨る>>189頃合いであった] ま、もうしばらくだけは…… ……よろしく。[聞こえるか聞こえないかくらいの声でぼそりと言って、次の目的地向け歩き始めた**]