[魔王は当然のこと、タイガ、ローゼライトも消耗は多くはないと見える。 が、エルフであり術による援護を為したイース>>187はどうであったか? 何もなくばこちらから気遣いはせぬ、それが魔王のやり方ではあるが] ふ、良い。ついて参れ。[忠実なる獣>>198は、魔王がそうと命じれば無理を押してでも隣にあろうとするのだろう。 その在り方の是非はともかく――ただ己にとって快いものであるから、魔王は頷き、黒衣を傍らに歩ませる。 幸いにして魔獣の消耗は大きくはなさそうであった]