―中庭→女主人の私室―
――見事な腕前ね?
[ 手放しを称賛をしつつ
手で抑える風に揺れる純白の髪 ]
[クラリッサ――偶然訪れた彼を除けば
招待状の代わりは彼女のみ ]
あなたはあくまでも
――…父君の代わりなのね
[ 貴方のGREEDでは無いのね、と
風が囁くように呟いた ]
アルバは何を思って
あなたを代理に遣わしたのかしら。
[小鳥が謳うように告げ
肌寒い季節だから風邪を引かぬようにと告げて
女主人は中庭をまわり――主人の部屋へと足を向けた*]