――――突撃せよ!![その号令と共に、兵らが駆ける。>>192走りこんできた公国兵とぶつかりあう音が響く中、先ほどの剣の持ち主の姿を見止めて、この場にはどこか不釣合いな薄く淡い笑みを浮かべた。驚きはもうない。どこかで会うだろうと思っていたし、生きている気もしていた。]