[まるで常に傍にあった友を永遠に失うように、いくら治癒をかけても、切り落とされた腕を繋げることは出来なかった。せめてもと、服の上に羽織っていたマントを裂き、骨の剥き出た傷口を押さえて止血しようと試みる。]