[セルウィンと落ち合う約束をし>>181、この場では一旦別れることに。
再度カサンドラへ通信を飛ばす。]
カサンドラ、セルウィンのことだが。
丁度通り掛かって会うことが出来たと連絡しておく。 有難う。
……さっきも言ったが、くれぐれも無理はするなよ。
カサンドラは“普通の人間”なのだから。
[己自身もカレルとマーティンの近況を未だ知らない。
カサンドラにすら小さく聞こえた音が、通信機越しに聞こえるはずも無く>>200。
――あえて“普通の人間”、と最後に言い残した意味。
取り方によっては幾通りにも取れるもの。
ガルーの遺伝子が埋め込まれていても普通の人間だ、
と以前告げたことはあった>>3:123。
一方、根拠無くカサンドラが特定危険生物では無いと
確信しているとも取れる。
この状況下ではあまりにも楽観的過ぎる。
果たして彼女は、どう捉えたのだろうか。]