……何はともあれ……ありがとう。
天界からの過剰な干渉は、無事に鎮められた。
[場にいる面々を見回して、向けるのは感謝の言葉]
こんな事にならないように努めてたつもりなんだけど、色々とままならないというか。
ともあれ、これでこの地の異変は落ち着くよ。
時流の乱れも空間の歪みも正されるから、きみたちも望めばあるべき場所へ戻れるようになっている。
[すぐに望まずとも、ここに残る力が尽きれば自然と戻れるから、と言い添える。
それに続けるように、聖銀竜が労うような響きで一声、鳴いた。
それは場にいる全ての者に、癒しの力を与えるもの。*]