[幼馴染の言葉>>199を背中に聞きながら──もとい聞き流しながら──、ドリッパーに湯を注いでゆく。忽ち部屋にはコーヒーの良い香りが漂う。その香りを楽しむように目を細めればゆっくりとコーヒーを淹れた。]お待たせ。[パイを乗せた皿とコーヒーカップを彼の目の前に置けば、自分の前には先ほどツィスカに淹れたのと同じミルクティーとパイを並べ。慎重にパイにフォークを刺せば、小さく切ったそれを口に運ぶ。]〜〜!!![言葉にならない声を出して、喜ぶその姿に髪飾りが揺れた。]