人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


飛行士 コンラート

く…そ…

[ 貫かれた肩の傷口を押さえると、ふわふわとした感触が手のひらに触れる ]

羽根…?

[ 一筋の月白の芯を持ったその羽根は、コンラート自身の血を吸ったためか、深く鮮やかな緋色に染まっていた ]

…ほんっと、わけわかんねえ…

[ どこか泣きたいような感情に顔を歪ませながら、それでも足は止めず、目指すのは、この状況の中、唯一まともに機能していると見える警備本部だ ]

― 宇宙船の傍→警備本部へ ―

(203) 2017/11/01(Wed) 23:47:26

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