― 回想・異界門 ―
[男>>171に尋ねられれば肯定はされたけれども、間が空いた。
リリからすれば、その後にも話があるのではという期待があった為、リリからは困ったような空白の一時となり、ナネッテ達に名乗ったよう>>170に再度名乗ったのだった。]
私は紺野莉麗、リリです。
名前を尋ねても良いですか?
[礼儀正しく尋ねれば、文化や社会が発達した国の生まれとは直ぐに分かったろう。
名前を受け止めれば、]
デンプヴォルフさん……
もしかして軍人さんですか。
[仮に戦場に出ていれば、生き抜く事など叶わない平和な国出身の一般人。
世界は遠く、語り通じ合う言葉も少なかったかもしれないが、それでもリリはこの先協力し合う必要もあると思い、会話を試みていた。
その試みは、直ぐに打ち切られる事となったのだけれども。*]