私はいいですよぉ…。いやそんな…。路銀だって有限ですし…。もっと大切に…姫様が其処まで仰るのなら仕方ありませんね![初めは遠慮して断っていたのだけれど、何回か勧められれば呆気なく折れた。本当は食べたかったのだろう。笑顔でカウンターへと向かって、オレンジのシャーベットを頼んだ。]旅先で食べるものって、なんでこんなに美味しいのでしょうか…。ああ、駄目です。完全に旅行気分です…。