……カタリナと、ヤコブだ。
カタリナにはゲルトが食われた日に。
ヤコブは昨日。
本当はヨアヒムに話したかったんだ。
彼は自分が余所者だとか言ってて、それでも
村を冷静に見えている気がしたから
信用できるかなって思って。
次に信用出来るとしたら……ヤコブかなって思った。
オットーと神父様が昨日ヨアヒムの殺され方とか
話してる間に。
[ヨアヒム、ヤコブを信用していると告げたことで、
暗に神父に信を置けていないと判るだろう。
最初に言ったように、シスターに目を掛ける
彼を信用するわけにはいかないと言った風に]