人狼物語−薔薇の下国

329 絶海島奇譚


准尉 ゾフィヤ

[宿泊所に帰り着いたのは、陽が暮れた頃だった。暗くなる前に、との中尉の言葉だったが、存外足取りの重さに遅れ、その顔を見れば謝罪しなければ、と思う。玄関ホールには誰か居ただろうか。伝言板の、行き先表示を黙って消す。]

[腹底の鉛は、冷たさか熱さか、よくわからなくなっていた。早めに身体を休めよう、と湯に浸かったが、一向にその奇妙な冷えも熱さも消えなかった。]

(202) 2015/04/27(Mon) 01:34:29

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