あちらも大事は無いようですね。
[>>197流石に無傷とはいっていないだろうけれど。
目立った怪我はないように見受けられれば、安堵の息が零れた。
彼の戦い方は力強く、我が身すら省みない荒々しさがあるものだから危うくて。
初めて見た時は、死にたいのだろうかなんて思ったものだ。
実際は保身よりも屠ることを優先しているだけらしいと判じた時から、彼の補佐につくことも多くなった訳だが]
……本当に、適材適所、だな。
[私にはタイガのような戦いは出来ない。
でも、タイガにも私のような真似は出来ないのだ。
時に後ろに控えていることが後ろめたく思うこともあるけれど、意義を忘れてはいけないなと自嘲を浮かべた後]