[狼の姿から開放されてから施したなら、こんな辱めを再び与えなくてもいいのだけれど…。しかし、いつ元に戻れるかも分からない。そもそも戻る前に、彼女がこの街から立ち去ってしまうかもしれない。
彼女を傷跡から開放させてあげたいから。
初心をもう一度深く胸に刻み込み、彼女に処置前の最後になるだろう紙を見せる。]
"再び恥ずかしい思いをさせてしまって
申し訳ありません"
"ですが、貴方が受けた深い古傷
必ず癒してみせます"
"チカラを抜いて、お任せ下さい"
[紙を見せ、彼女の反応を見終わった後。
此方はまだベッドの横に立っている状態だが。
彼女の右太腿に恐る恐る触れ…内側から外側へと。
閉じていた足をゆっくりと開かせようとするだろう。*]