人狼物語−薔薇の下国

512 勇者と魔王の共同戦線!


魔王 ヴァートル

― 回想・王子との対峙 ―

[聖王国――人と魔の版図を塗り替え、今もなお人類の守護を担う大国。
 その第三王子は、しかし王子としてこの場に立つのではないのだと言う>>193]

 ――ほう。

[魔王は僅かに目を細め、彼の者の主張を聞く。
 魔王の望みとは長き営みを無にする行為だと、彼は断じた]

 確かに、我輩の居ぬ間に世は変わった――多くの者の意志がそれを為したと、認めよう。
 しかしこれよりは、我輩の意志こそが世の歴史を創るのだ。

[傲慢と言わば言え、これが魔の王なりと嗤う]

(202) 2018/12/06(Thu) 21:34:01

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