[ゲルトに促されるまま、キャベツにディップを添えて味見を。
余りにも美味しくて、もはやキャベツを食べているのか
クリームソースを食べているのかわからない状態だったが
頬についていたらしきクリームを指摘され>>110
拭ってくれた礼、とばかりゲルトの頬を舐めようとしただろう。
お礼は成功したか失敗したか…、さておき
自身の指に付着したソースをねろりと舐めながら
ゲルトの問いに思案を拡げ>>111
マレンマとルートが居た事を伝えた。
そうして食事と会話をしている最中、
場の空気を優しく包み込むように新たな気配が伝う>>113
頭部へタオルを乗せられれば、少しばかり頭を下げて
金色の髪をカスパルの手へと委ねた。
圧を掛けず拭う所作は心地良く、尖り耳がぴくりと震えた]