人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

― 回想/別邸庭園 ―

[彼女の言の葉は、気位の高さを感じさせても、
自身に対する怯懦は見えない。>>187
ある種の余興でしかなかった誘いは、微かな好奇を覚える。
仮面に隠されたブルーグレイの瞳が、軽く瞬きで眼を洗い。]

 葉を落とし、枝を整え、水を引けば優美な庭は手に入るだろう。
 しかし、心を震わせるのは庭師の手入れ及ぶところでは無いよ。

[彼女が手にする一輪だけが紅い。
薔薇の馥郁が鼻腔を擽り、浅い息を散らした。]

(202) 2014/02/17(Mon) 22:02:01

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