― バルコニー>>189>>191 ―
説得ち、言うけんど、 ぁ、くぅぅ、
[追い詰められてどんどん余裕が無くなっていく。
肌が恐ろしく敏感になって、擽ったいような甘い痺れが背筋を何度も駆け抜ける。
それは、これまでの情交で経験したよりも強烈な快感だった。
逃れようとしても逃げ出せないのもあるが、何故こんなことをされているのに、この人に憤ったり不快だと感じないのか、自分で自分が不思議でたまらない。
背中を向けたら、途端に項を押さえられた。
身動き取れなくなったところで、両脚の間に膝が割り込んで、下肢を開かれてしまった。
脇腹から腰を手が這い、快感を掘り起こしながら下に降りて。
丸く張り詰めた肉を掴まれ、ひっと悲鳴を上げた。
筋肉がぎゅっと強張る。]