人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


砂金石の眷属 ミーネ


 あ、そうだ。

[梅の枝がまだ王子の手にあったなら、ちょっと貸して、と願い。
 胸の前に捧げ持つようにして目を閉じる]
 
 花は遠からず散ってしまうものなれど。
 咲き誇れるその間は、力となれますように。

[花と蕾をそっと包み込むようにして、迷いの森が織り成すものの一部を真似た微風を絡める。
 砂金散る深緑の石がチリリと小さな音を響かせた]

(201) 2020/03/04(Wed) 03:38:24 (Mey)

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