お褒めに預かり光栄だ。 貴殿こそ、魔術と策を組み合わせた、見事な用兵術の持ち主といえる。[お世辞でもなく、心からそう思う。]そして問いかけ>>190には。] 力のある者が支配する世、か。 なるほど、それはそれで面白そうだ。[ああ、そういえば。僕も昔はがむしゃらに力を求めたっけ。] ――だが、僕らが望むのは、人が人を護り寄り添う世だ。 力による恐怖を押し付ける時代など、もはや古い。 [けれど、僕はカレルに教わったのだ。人を護るための在り方というものを。]