人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ ―

[そして。タクマ・ナギ大佐がやって来る。
久しぶりに見た顔を司令官室へと通し、されその話が出たのはいつ頃だったか。]

 ウェルシュが──…、怪我をした、だと?

[声では伝えられていない重要事項のうちのひとつ。
それを聞くゲオルグの顔の上に、暗雲が漂った。]

 それで、怪我は。

[怪我の程度を軽傷と聞けば、些か安堵はするものの。
前線での戦闘の末と聞けばやはりと思う。
何を考えているのかと、怒鳴りつけたのは記憶にも新しいところだが。]

 分かっているのだろうな。

(201) 2015/11/11(Wed) 17:52:33

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