天界よりの過剰なる力、『虚無』の名残を抱きしもの。 地の守護者の封護の内にて鎮まり、眠れ……![言霊紡ぎつつ距離を詰め二つの力によって捕らわれた天の巨蛇――否、巨蛇の形を崩した力へ向けて剣を突き入れる。今は真珠色の揺らめきとなっていた力は大きく震えた後。包み込む結界ごと縮んで――やがて、小さな真珠色の結晶体となって、ふわりと浮かんだ]