[>>191マレンマが二人分のコーンスープを持って、近くの部屋の扉を開く。中にはテーブルと椅子があり、恐らく給仕室のような役割を担うのだろうと知れた。マレンマの裏の声までは聞こえないが、言いたい事は何となく想像がつき]――本当、そうですよね。あーあ、出すタイミング間違えたな。皆に分けようと思ってたのに…。[残す事が出来たのは、マレンマの持ちだしたコーンスープだけだった。今更ながら、その事に落胆する。]