――酒場→二階の宿屋>>165リヒャルト
……部屋。まだ空いてる……?
[そして向かった先は宿の二階にある宿屋の受付。今日は無料で開放されているとのことだが、まだ空いていただろうか。それならば部屋を予約したことだろう。]
……あ。
[そして受付の横のソファーで腰掛ける男性(>>165 リヒャルト)に気がつくと、足を止めた。
彼は確かこの街の神父だったはず。
……だが、それ以外にもどこかで顔を見たことがあるような気がして…もしかしたら以前のパーティーにいたかもしれない。
もしそうだとしたら、きっとこのエルフがパーティーから追い出された理由>>130を知っているだろうから、良い印象は抱かれていないかもしれない。
あの時に謝れなかったことを今謝るべきか。
いや、そもそも人違いかもしれないのだけれど。
困ったように立ち尽くし、直視することもできずに、じっと彼の足元を見つめていた。]