………クゥン………[小さく小さく、寂しげに鼻を鳴らした。 いつの間にか生えていた緑色の尾は だらりと垂れ下がり 金の獣耳も後方にぺたり、伏せられていた。 だからと言ってもう、 許されるつもりはないけれど。 戻れるはずもなく、止まれるはずもないから 次に食らいついたのは今度こそ、 息の根を止めるためにその喉笛]